お礼状 パソコン 失礼

お礼状って意外と書く機会が多いです。
お中元やお歳暮をいただいた方にお礼状を送る
結婚式の招待客にお礼状を送る
面接を受けた会社に会社にお礼状を送る

1枚や2枚のお礼状ならすべて手書きでも可能ですが、それが10枚以上も一気に作るとなるとかなり大変です。
しかも字が汚い悪筆の方なら深刻な悩みでもあります。

そもそもお礼状って
パソコンで作って送るのはOKなの?
手書きでないとマナー違反?
という不安や悩みも出てきます。

お礼状ハガキはパソコンで印刷しても失礼ではないが手書きのほうが気持ちは伝わる

やっぱりお礼状は短い文章ですし、できれば手書きのほうが感謝の気持ちは伝わりやすいです。
でもお礼状は「手書きのほうがいいの?」「パソコンで作ったお礼状は失礼なの?」と訊かれれば答えに困ります。
私もいろいろと調べてみましたが明確なマナーというものが見つかりませんでした。
またお礼状でもその状況によっても異なります。
すごい高価な物をいただいた時と数千円?の物をいただいた時
ちょっとしたお世話になった場合とすごくありがたいことをしてもらった場合
それぞれにお礼状に込める思いも異なってきます。

お礼状を送り相手先のケースバイケースで
【お礼状を手書きで書くか?パソコンで作るか?】
を判断してもいいと思います。
なぜならお礼状の本来の意味は・・・

相手の立場から考えたお礼状の意味

相手の立場になってお礼状の意味合いを考えてみましょう。
例えばお中元やお歳暮を贈った相手方からすれば
ちゃんと届いたかな?
喜んでもらえたかな?
が気になるものです。
だからこそやっぱり手書きであれパソコンであれお礼状を送ることのほうが大切なマナーでもあります。

おすすめはお礼状ハガキの文末にかっこいいサインの署名を入れる


これは私が自分のオリジナルサインを作った大きな理由なのですが、ある尊敬する経営者にお届けもをした時のお礼状にめちゃくちゃかっこいいサインがしてあったのです。
サインと言っても芸能人みたいな読めないようなグシャグシャなものではなく、微妙に崩してあってそれが絶妙のバランスだったのです。
もしあなたが毎年毎年たくさんのお礼状の作成で困っているのなら、オリジナルサインを作っておくこともおすすめです。

経営者や役職者ならお礼状ハガキを急いでたくさん作らないといけないからパソコンで印刷するのも仕方がない?

お礼状は手書きにしろ、パソコンで作って印刷したもにしろ、なるべく早めにお礼状を送るのが一番大切なのです。
何かをしてもらったら3日以内にお礼状を出すようにするのがマナーとされています。
しかし、会社経営者や役職者ならば取引先からのお中元やお歳暮の数はそれなりの物であり時期も集中してしまいます。
その場合はパソコンで作って印刷したお礼状でも致し方ないのではないでしょうか・
いちいち手書きで書いたお礼状を用意するよりも、早くお礼状を送ることを優先すべきだと思います。

お礼状ハガキをパソコンで印刷するのは失礼にあたる?

とはいっても「どうしてもお礼状をパソコンで作るのはちょっと失礼では?」と気が引ける理由はなぜでしょうか?
それは
やっぱりパソコンで作ったお礼状では感謝の気持ちが伝わらない気がするから?
というような気持になるからではないですか?

ならば、お礼状に一言 手書きで言葉を添えるのはいかがでしょうか?
お礼状の文例自体は形式的なものです。
「このたびは結構なお品をいただき、誠にありがとうございます」
こんな定型文をさっさとパソコンで作ってしまって、余白部分に一言言葉を添えるだけでぐっと気持ちが伝わります。
めっきり寒くなってきたので、お体お大事にしてください
時節柄、風邪などひかぬようご自愛ください
これも定型文ともいえる一般的なものですが、手書きでひと言添えればそのお礼状の持つ雰囲気もガラッと変わります。
これは年賀状や暑中見舞いでも同様ですよね。
たとえ下手クソなミミズがはったような悪筆な文字でも気持ちは伝わります。

お礼状ハガキのデザインはシンプルが一番

みなさん、お礼状ハガキのデザインに少し凝り過ぎではいませんか?
本来は手書きで丁寧にお礼状ハガキを送って感謝の気持ちを伝えたいが、たくさん作らないといけないのでパソコンで印刷。
そのあたりの罪悪感からか、少しでも「感謝の気持ち」を伝えないといけないと考えるせいかもしれません。
でも、お礼状の意味は相手に「きちんと届きましたよ」という意味合いが大きいのです。
だからこそ、お礼状ハガキはシンプルなデザインがおすすめです。
なぜなら「届いたらすぐにお礼状ハガキを送る」ことのほうが重要だからです。